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【SANYU通信 007号】

※2020/08/21発刊内容( 排水処理で曝気の補強や省エネ化を実現】タフバブラー/スマートバブラー )となります。
お問い合わせやご注文はHP末尾”パートナー企業への相談”よりご連絡ください。

いつもSANYU通信をお読みいただきありがとうございます!

三友環境総合研究所 研究員の 佐藤あづさ です。

前号にて三友環境総合研究所(以下:三友環境総研)のホームページ開設のご案内をさせて頂きました。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。

今回のコラムは『水』についてです。

皆さん、地球上にある水の量をご存じですか? 14億km3の水が存在していると言われています。海水も含んだ量ですので凄い量ですね。

さてここでクイズです。

地球上全体の水のうち、人間が実際に取水して使える水の量は何%くらいでしょうか?

① 2.5%  ② 1% ③ 0.02%

(正解はメルマガの最後に記載しております)

『ウォーターフットプリント』というひとつの製品ができるまでにどのくらいの『水』を必要としたかを表した使用水量試算というものがあります。

製品を作る過程に『水』は必須です。

「身近な製品の使用水量試算結果(東京大学 調査)」
参照:www.suntory.co.jp/eco/teigen/knowledge/01/graphic02.html

また畜産業において牛は成育に時間がかかり、多くの穀物を餌とするので大量の『水』を必要とします。たった一杯の牛丼にも1,890リットルもの水が必要なのだそうです。

このようにたくさんの水を使う事が悪いことでは無く、『水資源』として循環させる仕組みを作っていくことが大切なのだと考えます。

日本は水資源に恵まれた国で、蛇口をひねれば、きれいな水が出てきます。
しかし一方で、世界には水資源に恵まれない国もあります。世界には安全な水が手に入らないために毎日何時間も水汲みをしなくてはならない人々や、安全でない『水』しか入手できない人々が、9億人近くいます。
このような事実からも、『水資源』を循環させる仕組み構築や技術を高めていくことは重要です。そして日本の技術を海外へ普及させること、日本の水資源を守っていくことは重要な取り組みなのではないでしょうか。

SDGsにも、水に関するテーマが複数あります。

7号では、製造現場での排水処理に役に立つ技術製品をご紹介させていただきます。


本号のトピックス

 1.【排水処理で曝気の補強や省エネ化を実現】
タフバブラー/スマートバブラー


■【排水処理で曝気の補強や省エネ化を実現】タフバブラー/スマートバブラー

主任研究員 栗原 大樹よりレポートさせて頂きます。

今回ご紹介する技術製品は、工場などの製造現場での塗装ブース循環槽や油水分離槽、曝気槽など様々な目的で利用されている“槽”内に起きる課題を既設の設備に液抜きすることなく解決する画期的な装置となります!!

“槽”内に起きる課題に皆さまは何でお悩みでしょうか?

『自動車製造では塗装ブース循環槽の、塗料粕が沈降・付着し清掃作業が多い

薬剤の添加量が多い、臭気に困っている
『食品加工業では油水分離槽の浮上分離がうまくいかず、時間が掛かっている』

『排水処理槽の処理量の増加や散気管の破損などで曝気が不調で排水処理が安定しない、曝気の節電対策を行いたい

このような課題に対して、タフバブラー/スマートバブラーはファインバブル(微細な気泡)を活用する事で課題を解決するのです。

不明な点等は営業担当へお問い合わせいただければご案内をさせて頂きます。


クイズの正解です。

答えは、③の0.02% です。

海水の量が97.5%、淡水が2.5%です。

このうち北極や南極の氷雪、深い地下水などを除き、実際に人間が取水している川や湖、浅いところにある地下水などは0.02%程度になります。

自然に蒸発して、雨が降り、山の森に蓄えられ、川として流れて取水する自然の浄化循環サイクルだけでなく、製造現場でも浄化することは重要ですね。