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三友環境総合研究所 研究員 栗原大樹です。
三友グループより産業廃棄物に関する知識や工場についての情報をお届けしております。
今号では「受入れ廃棄物の管理と保管」についてです。
本日はリモート工場見学へご依頼いただいたお客様(〇×工業のご担当者様)と三友プラントサービス の営業マンの環(たまき)さんとの会話です。
お客様
「リモート工場見学の事前に確認したい事があります。
御社は多種多様な廃棄物の取り扱いが可能という事が特徴の一つだと感じております。
反面で様々なものを取り扱う上で、受入れた廃棄物の管理は複雑になるかと思いますがどのように行われているのでしょうか?」
工場管理者:環(たまき)
「弊社では受入れる前段で完全予約制にする事で事前に廃棄物の情報を取得する仕組みにしております。
社内システムからの予約により、許可外の廃棄物や契約が未締結の企業からの廃棄物は予約ができないシステムになっております。」
お客様
「なるほど、実際に廃棄物が届く前に許可範囲の適合性や契約状況を確認できているという事ですね。
実際に廃棄物が届いてからの管理はどのように行っていますか?」
営業担当:環(たまき)
「予約情報には事前に頂いた廃棄物の情報も含まれています。
この情報と実際に搬入された廃棄物が同じものか、マニフェストを含め現物の確認もしております。
ここで問題がなければ、決められた保管場所に処理が行われるまで一時的に保管いたします。」
お客様
「搬入後もしっかりと現物を確認しているようですね。
処理されるまでの保管はどうされていますか?」
営業担当:環(たまき)
「保管場所には許可看板が設置されており、決められた廃棄物の種類の通り他の廃棄物と混同することなく管理しております。
工場施設は全面に不浸透性のコンクリートで舗装されていますので、万が一の漏洩時にも地下に浸透することはございません。また工場内は側溝を設置しており、場外へ排出されることもございません。雨水は地下ピットに集められ冷却水等に再利用しています。
リモート工場見学でも保管場所の紹介はありますので、そちらでもご確認いただければと思います。」
お客様
「御社の廃棄物の管理や保管についてよくわかりました。リモート工場見学当日を楽しみにしております。」
FACTORY TOUR 010号では、「廃棄物の管理と保管」についてご紹介させていただきます。
本号のトピックス
1.廃棄物の管理と保管について
■受入廃棄物の管理と保管について
三友グループは処分許可取得品目が129と多種多様な廃棄物に対応しております。
様々な廃棄物を取り扱う上で社内システムによる管理と工場現場における現物確認により、安全・安心に廃棄物の管理・保管を行っております。
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