株式会社三友環境総合研究所
代表取締役 小松 和史
代表取締役 小松 稔明
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて一昨年より新型コロナウイルス感染症のパンデミックが続き、日本国内でも173万人以上の方が感染されました。これは、国民の72人に1人が感染したことになり、感染された方にお見舞いを申し上げますと共に、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。感染の終息による平穏な日常の回復を願って止みません。
当三友グループも廃棄物処理業としてエッセンシャルワーカーの一角であり、その責任を果たすべく 可能な限りの感染防止策を講じた上で業務を継続して参りました。お陰様で全ての職場において感染が広がることもなく、通常通りの操業を継続することができました。
また、感染症が経済にも様々な影響を与える中、結果としてこの2年間は廃棄物処理量も著変なく推移しております。改めて、お客様に感謝申し上げますと共に、お客様の信頼に応えていく責任を感じております。
この様な中、今年3月には横浜工場に隣接する株式会社クリーンネットワークを完全子会社化いたしました。株式会社クリーンネットワークは、産業廃棄物の収集運搬(医療系を含む)と破砕・圧縮梱包による中間処理に取組み、堅調な業績を確保しており、今までグループ内にない対応力やお客様層を加えることとなりました。
また、温暖化防止に向けた脱炭素社会実現がクローズアップされる中、2015年よりNEDOからの受託で取り組んで参りました「パルプを用いたバイオエタノール生産に関する技術開発」に続き、このバイオエタノールからバイオジェット燃料を生産する技術開発事業にも注力しております。
引続き、足元の社内感染対策を含めて一つ一つ目の前の課題を乗り越えることで、安全第一にコーポレートスローガンである「環境と資源を守る」を具現していきたいと考えておりますので、旧年にも増してご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
本年が、皆様がたにとりましても、幸多い年でありますことをご祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。