※2022/12/07刊内容(「プラスチックリサイクル」と三友グループでの取り組みについて )となります。
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いつもSANYU通信をお読みいただきありがとうございます!
三友環境総合研究所 研究員 阿部里奈です。
今号は「プラスチックのリサイクル」 についてレポートさせていただきます。
SANYU通信 024号にて「廃プラスチック」についてレポートさせていただきましたが、三友グループは廃プラスチックの取り組みとして「アールプラスジャパン」へ出資参加、「J-CEP」のサーキュラーエコノミーの推進への取り組みへ参加しています。
「プラスチックのリサイクル」 には、サーマルリサイクル、ケミカルリサイクル、マテリアルリサイクルの3種類があります。
さて、ここでクイズです。
マテリアルリサイクルですが、再生されたリサイクル品はどのくらい国内で利用されているでしょうか?
①21.4% ②35.8% ③42.7%
答えは「①21.4%」です。
2020年のマテリアルリサイクル品の生成量が173万トンですが、その内の約2割しか国内で循環しておらず、残りは海外へ輸出されているようです。
参考:www.pwmi.or.jp/pdf/panf2.pdf
せっかくリサイクルするなら、再生品も国内で利用されるようになると良いですね。
アールプラスジャパンの取り組みでは、家庭からプラスチック製の菓子袋や調味料のボトルを回収し、プラスチック容器の品質や量の調査を実施いたしました。調査内容から開発中のリサイクル技術への適用の検討を進めていきます。
詳しくはこちら⇒rplusjapan.co.jp/news/detail_2022_11_04/
12月7日~9日の3日間で東京ビッグサイトではエコプロ、幕張メッセではサステナブル マテリアル展が開催されます。
先の「アールプラスジャパン」「J-cep」参画企業も多数出展をしています。
私も環境企業の一員として、様々なリサイクルに対する取り組みや技術について情報収集を行いたいと思います。
展示会の情報は以下です‼
エコプロHP:messe.nikkei.co.jp/ep/
サステナブルマテリアル展HP:www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/visit/susma.html