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【SANYU通信 009号】

※2020/09/10発刊内容( 2020 三友グループの取り組み ~環境・社会報告書~発行 )となります。
お問い合わせやご注文はHP末尾”パートナー企業への相談”よりご連絡ください。


いつもSANYU通信をお読みいただきありがとうございます!

三友環境総合研究所 研究員の 佐藤あづさ です。

今回は三友グループの 「2020年度 環境・社会報告書」 発行のご案内です。


本号のトピックス

1. コラム 温室効果ガスについて

2. 2020 三友グループの取り組み ~環境・社会報告書~発行


コラム 温室効果ガスについて

全世界での課題である「地球温暖化」についてここでクイズです。

北極は地球上のどこよりも温暖化が進んでおり、陸と海での氷の大規模な減少や、永久凍土の融解、森林火災、季節外れの嵐、春の訪れの早まりなど先例のない変化がいくつも起きています。

さてこの10年で北極の気温は何度上昇したでしょうか?

①    2℃ ② 5℃ ③ 1℃

答えは最後をごらん下さい。

今回は地球温暖化を加速させている「温室効果ガス」についてレポートさせていただきます。

温室効果ガスの代表的なものは、二酸化炭素です。その他にメタン、一酸化二窒素、フロンガスなどがあります。
二酸化炭素は、おもに化石燃料(石炭、石油、天然ガスなど)を燃焼させると発生します。電気などのエネルギーを作るには、大量の化石燃料が使われており、大量の二酸化炭素が排出されています。 

私たちの生活が、エアコン、テレビ、冷蔵庫など、たくさんの電化製品に囲まれ、自動車ですきなところへいつでも行けるような、便利なものになればなるほど、地球上には大量の二酸化炭素が排出されることになり、地球温暖化を加速させているのです。

また、日本の温室効果ガス排出量のうち、約8割が企業・公共部門から排出されています。しかしこれは企業が地球温暖化の防止に大きな責任を負っているというだけでなく、温暖化問題の解決において、鍵となる役割を果たすことができる可能性を示しています。

三友グループで実際に行っている削減の取組としては札幌・横浜・千葉工場での「フロン破壊処理」「工場設備のインバーター化」「燃料に再生油を使用」「オフィス内の照明をLEDに変更」「低公害車の導入推進」などが挙げられます。

また三友グループでは2006年より環境マネジメントシステムを構築し、積極的に環境活動に取り組んでおります。毎年環境方針、重点取組事項といった目標を掲げ、2019年度は温暖化防止対策、コスト削減の事項でエネルギー原単位を2.87%削減することができました。

二酸化炭素の削減はその企業が使用しているエネルギーやそのためのコストを、どう効率化するか、という課題でもあるため、企業活動を支えるエネルギーの在り方を見直すことで、新たなビジネスチャンスにつながっていくのではないでしょうか。


2020 三友グループの取り組み~環境・社会報告書~発行

コラムでも述べた環境報告やお客様および社会への説明責任と情報発信を一層高めるため、また多くのステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを深めるため、「環境」と「社会」活動を中心に1年間の取り組み内容をご報告しています。この度、「2020 三友グループの取り組み~環境・社会報告書~」を発行しました。下記リンクボタンからご覧ください。

また、皆さまのご意見・ご感想を今後の取り組みや報告書の改善に活かしていきたいと考えております。アンケートへのご協力を宜しくお願いします。