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PROJECT
プロジェクト詳細
微生物を用いたCO2回収及び有効活用
- sdgs13
「焼却排ガスのCO2回収・有効活用」とは
2050年カーボンニュートラルに向けた取組として、弊社では焼却施設から発生した二酸化炭素を水素酸化細菌(独立栄養細菌)を用いて固定・有効活用する研究開発を進めております。水素酸化細菌に固定された二酸化炭素をタンパク質として有効活用することで、焼却に伴う大気中に排出される二酸化炭素量の削減を目指します。
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驚きのCO2固定量
森林、スギなどによるCO2固定量と比較すると単位面積当たり水素酸化細菌(独立栄養細菌)は400~570倍相当のCO2固定能力をもっております。
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光エネルギー(太陽光)に依存しないCO2固定能力
森林や藻類による光合成では光エネルギーに依存しますが、水素の化学エネルギーでCO2を固定できるため、比較的高速・高密度での培養が可能となります。
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様々な菌体活用
水素酸化細菌の細胞は一般的にタンパク質含量が高く、アミノ酸バランスも優れており化石資源からバイオマスへの転換原料として注目を浴びております。
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2024年の取組
2024年から本格的に水素酸化細菌を用いたCO2回収・有効活用の研究開発が開始しました。
三友プラントサービス(株)千葉工場内に実験室を新設し、より多くのCO2を吸収できる培養方法の検討や高性能でCO2吸収速度の速いオリジナル菌株の探索を行っております。
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